AC09の実機写真です。表面にCellular LPWA Cat-M1モジュールと外部アンテナ用コネクタ、裏面にnanoSIMスロットを搭載しています。
プロセッサリーフと組み合わせて、携帯電話網でIoT機器のデータ通信を行うためのCellular LPWA Cat-M1リーフです。AP03+AI01向けのGoogle スプレッドシート連携サンプルに、SIMと接続先の設定例を掲載しています。製品全体の対応事業者・動作保証範囲は、サンプルの前提条件とは区別してください。
AC09 Cat-M1 TYは、太陽誘電製のセルラーLPWAモジュール「WSCLxADAH2Z」シリーズを搭載しています。
- UARTを介してモジュールと通信し、I2C接続のI/Oエキスパンダで電源ボタン・シャットダウン・ウェイクアップ信号を制御します。
- nanoSIMスロット、基板上のチップアンテナ、外部アンテナ用U.FLコネクタを搭載しています。
- 搭載モジュールはeDRX・PSMによる省電力動作に対応しています。機能の詳細は太陽誘電の製品情報を参照してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Cellular LPWA Cat-M1モジュール | 太陽誘電 WSCLxADAH2Zシリーズ |
| 通信方式 | Cellular LPWA Cat-M1 |
| 電源入力 | Leafony Busの3.3V端子(1番ピン) |
| ホストインターフェース | UART(TX/RX、RTS/CTS)、I2C(制御用) |
| UARTレベル変換 | TXB0104RUTR(3.3V / 1.8V) |
| I/Oエキスパンダ | PCAL6408AHKX |
| I2Cアドレス | 0x21(7ビット表記) |
| SIMカード | nanoSIM(Molex 1042240820スロット) |
| 基板アンテナ | STAF 1019-085A |
| 外部アンテナコネクタ | ヒロセ電機 U.FL-R-SMT-1(10) |
| 基板外形 | 23 × 38.7 mm(設計値、部品高さを除く) |
搭載モジュールの正式型番、対応バンド・通信事業者の全範囲、消費電流などの製品仕様は、確認でき次第案内します。関連サンプルは1NCE・SORACOMのSIM設定を扱いますが、すべてのSIM・地域・リーフ構成での動作を保証するものではありません。
Leafony Busの3.3V端子からモジュールのVBATへ給電します。基板上のTPS61021ADSGTでRF部用の電源(VBAT_FEM)を、TLV71718PDQNTで信号回路用の1.8V電源(VDDIO)を生成します。
モジュールの電源状態はI/Oエキスパンダを介して制御します。電源リーフの選定に必要なピーク電流や、推奨するリーフの組み合わせは、動作確認後に案内予定です。
以下はAC09で使用する主なLeafony Bus信号です。UARTの方向はプロセッサリーフから見た方向を示します。
| ピン番号 | Leafony Bus信号 | AC09での接続・用途 |
|---|---|---|
| 1 | 3.3V | 電源入力(VBAT) |
| 5 | RESET | I/Oエキスパンダのリセット |
| 7 | D6 | UART入力:モジュールのRTSから受信(プロセッサ側CTS) |
| 11 | D8 | UART送信:モジュールのRXへ接続 |
| 13 | D9 | UART受信:モジュールのTXから入力 |
| 22 | D2 | I/Oエキスパンダの割り込み出力(INT) |
| 23 | SDA | I2Cデータ |
| 25 | SCL | I2Cクロック |
| 26 | D4 | UART出力:モジュールのCTSへ送信(プロセッサ側RTS) |
I2Cアドレス
Section titled “I2Cアドレス”I/Oエキスパンダのアドレスは0x21です。AC08 MaryおよびAC04 King Mと共通のため、同じI2Cバスに接続するとアドレスが重複します。組み合わせるリーフはI2Cアドレスマップで確認してください。
基板上のチップアンテナ(ANT1)と外部アンテナ用U.FLコネクタ(CN3)は、JP1の実装で切り替える構成です。
| JP1の接続 | 使用するアンテナ |
|---|---|
| 1–2 | 基板上のチップアンテナ(STAF 1019-085A) |
| 2–3 | CN3に接続する外部アンテナ |
対応アンテナと認証条件は、確認でき次第案内します。モジュールの認証対象アンテナに関する資料は、太陽誘電の製品ページにある「Reference アンテナ一覧」から確認できます(利用者登録が必要です)。
開発環境・サンプル
Section titled “開発環境・サンプル”参考リポジトリのPlatformIOプロジェクトには、AP03 STM32 MCUとArduinoフレームワークを使用する開発用コードが収録されています。
この参考プロジェクトにはAC08向けの記述とLteLeafV4への依存が残っています。AC09の接続・受信側設定・切り分けを進める場合は、下記のGoogle スプレッドシート連携サンプルを参照してください。サンプルごとに対象構成と必要なソフトウェアを確認してください。
ATコマンドの仕様は、太陽誘電の「AT command manual(Light Version)」を参照してください(利用者登録が必要です)。
関連サンプル
Section titled “関連サンプル”- AC09 Cat-M1 TYで温湿度データをGoogle スプレッドシートに保存:4-Sensorsリーフで測定した温湿度データをCellular LPWA Cat-M1通信で10分間隔で送信し、Google スプレッドシートに記録するサンプルです。
Cat-M1 Kitの開発準備では、AP03B+AI05構成へ進むための差分を案内しています。AP03+AI01用のファームウェアは、そのまま本キットへ流用できません。
ドキュメント
Section titled “ドキュメント”設計・開発リポジトリは現在非公開です。以下のGitHub資料へのアクセスには、別途NDA(秘密保持契約)の締結が必要です。詳しくはお問い合わせください。
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