自動測定監視システム(抵抗と温度を測定してGoogle Sheetsに保存)

概要

このサンプルはGoogle SheetsをつかったIoTサービス入門で紹介したものと抵抗測定を組み合わせたものです。 Leafony で恒温槽内複数の被測定基板の抵抗と温度を測定してBeaconで送信しRaspberry Piを使ってGoogle スプレッドシートに測定データを保存します。

イメージ図

恒温槽

用意するもの

  • Leafony Basic Kit
  • ユニバーサル基板(回路は接続図参照)
  • Raspberry Pi (3, 4等)
  • ブラウザが閲覧できるPCやスマホ
  • Arduino IDE

サンプルアプリのコード

Raspberry Piの準備

Leafonyの構成

Type Name Q’ty
AZ62 Connector Cover 1
AI01 4-Sensors 1
AZ01 USB 1
AX02 29pin 2
AP01 AVR MCU 1
AC02 BLE Sugar 1
- M2*18mm screw 2

接続図

接続図

回路検討

被測定基板の抵抗値が約2.8Ωで3.0Ωに変化したことを検知したい。 簡単な回路で測定するのでプルアップ抵抗で分圧する方式とします。 測定する抵抗値とプルアップ抵抗を同じくらいの抵抗値にすると分解能が十分に取れますが、抵抗値が小さいため抵抗に流れる電流が大きくなります。そのため、測定する抵抗の10倍程度のプルアップ抵抗とします。 また、消費電流を減らし分解能を上げるため、プルアップする電源電圧を小さくします。AVR MCUリーフのADCのリファレンス電圧を外部から供給することを検討しましたが、うまく動作しなかったため、内部リファレンス(1.1V)を使用することとしました。プルアップする電源電圧も同じ1.1Vにします。

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最終更新 March 23, 2021